ことの始まり
パソコンで音楽が作れるなら、自分で作る環境があればなんかできるかも、と漠然に思っていました。スマホに入れた無料のピアノアプリに編集機能があったので、パソコンにもあればもっと高度なことができそうと思って探していました。
それでそのようなアプリケーションをなんと呼ぶのか知りませんでしたが、昨日DTMとかいうワードで検索するとそのタイプのアプリケーションなどがヒットするということを知って、ぱっと探してみて、Cakewalkという無料アプリを見つけました。
ここまでは良かったんですが、このアプリの設定が予想以上に難しかったです(もともと有料だったものが無料になったものなので、本格的な機能まであるらしい)
それで、何とかピアノロール(?)で音を入力して、mp3でエクスポートすることまではできたので、備忘録も兼ねて記事にまとめてみようと思いました。(何やってるんでしょうね、私)
環境
オーディオインターフェースどころか、まともなイヤホンすら買ったことがないです。なので、たいていの人はこの手順に従えば音を鳴らすことぐらいはできると思います。
デバイス
- パソコン:Windows 10 home
- イヤホン・スピーカー: スマホについていたusb type-C headsetと、パソコン付属のスピーカー
使うソフトウェア
- 無料DAW(Digital Audio Workstation)のCakewalk by BandLab
Windows専用らしいです。2017年に開発終了となった有料DAWの最上位版が無料になったものらしく、機能制限もないそうです(最高)1
手順
- BandLabの公式ページからCakewalkインストーラをダウンロード
- BandLab Assistantをインストール
- BandLabアカウントを作成, BandLab Assistantでログイン
- Appsタブからインストール(よくわからないのでとりあえずすべてチェックをつけてインストールしました)
これでCakewalkはインストールできます。ここまでは簡単ですね - ここからは音の出力について設定します 編集→環境設定→オーディオ→オプションのドライバモードをWASPI共有にし2、適用を押します。
- 次に同じ環境設定のオーディオのデバイスの選択から出力するデバイスを選択します。おそらくここでチェックマークがついてるのは、Windows側で選択されたデバイスと同じものなので特にいじる必要はないと思います。この設定が終わったら適用させて環境設定を終わります。
- あとは音を鳴らすだけです参考3。 新規プロジェクトからBasicを選びます。
- 挿入からプラグインシンセの中の好きなものを選びます(最初はエレピにしました。)
- そしたら中央らへんに1,2に加えて3のトラックが追加されています。その”3”の数字の右横の四角を押すと出てくる鍵盤を押せば音が鳴ります(1回目はならなかった)
- あとはトラック部分の右の空白で右クリック→表示→ピアノロールビューを選択すれば下側にピアノロールビューが表示されます。
- ピアノロールビューの上に音を置いていきます(Ctrl + ← →で時間軸方向の拡大縮小、スクロールで鍵盤上の移動、横スクロール(またはCtrl+スクロール)で時間軸方向の移動)
- 最後にファイルのエクスポートからオーディオを選べば、.wavや.mp3などで出力できます。(mp3ではアーティスト、アルバム情報なども記入できます。)
あとがき
この手順通りに行けば多分音を鳴らして、簡単な音楽などは作ることができると思います。自分が何に使うかは全く決まってないし、作曲もできないので宝の持ち腐れになりそうですが… まあ、フリーソフトなので気軽に始められるというところはいいですね(クリエイターなら機材などにどんどん金をかけるべきらしいですけどね)