別記事

  • ベース
  • vfatのマウント
  • 共有設定

結論

最初の構想を半分諦めた。 そもそもNASの需要がほとんどない(PCは1台しかないので)。

概要

Raspberry PiでSambaを使ってNASを作った。 はじめはWindowsの回復ドライブを流用しようと考えたが書き込み権限の付与ができず諦めた。 ブート用microSD上のフォルダでは成功した。

ベース

この動画に従った。

問題

書き込めない。

使用したのはWindowsの回復ドライブ。 32GBUSBメモリの内半分ほど空いており、使う頻度も極めて低い1ので、NASにでもして活用しようと考えた。 フォーマットしたらデータが消えるのでフォーマットなし。 ファイルシステムはvfat。

パーミッションの確認

ls -lをするとdrwxr-xr--になっている。 chmodを試みるもできない。

Using chown, chgrp, chmod on a vfat partition?によると、 vfatではchmodは使えないらしい。 /etc/fstabを編集してマウントの方法をかえろとのこと。 そこでbest fstab options for vfat partitionを参考に、fstabを編集。 何度かemergency modeになる。 その時はrootログインして、fstabの変更したところを削除(コメントアウト)して再起動。

UUIDが何なのかわからなかったのでこれを参照。

結局

UUID=<UUID> <mount path> vfat uid=<my uid>,gid=<my gid>,iocharset=utf-8,umask=000 0 0

で一応全ユーザーに権限を与えることはできた。 しかし、PCからは書き込めない。

/etc/samba/smb.conf

read only = no
writable = yes

となってはいるが。

調べてみると2SELinuxが悪いとあるが、SELinuxのconfigファイルが見当たらないので、おそらくSELinuxは入っていない。

同じ設定でboot microSD内のフォルダでNASを作ったところ何の問題もなく稼働できた。 従ってUSBメモリに問題があるのだろうとは思ったが、お手上げ。

おわり

もともと需要もないし疲れたので保留。 もしかしたらマウントがうまくいかなくて、reboot時にemergency modeになるかも。 パーミッションの理解は進んだ。

この機会にWSLにドライブレターを割り振っておいた(ファイルはあまり見えないが)。


  1. 1回 ↩︎

  2. このあたりhttp://www.j-feelings.com/memolog.cgi/sn/6, https://centossrv.com/bbshtml/webpatio/2526.shtml, https://blog.kamata-net.com/archives/12737.html を参考 ↩︎