はじめに

 自殺といっても、刃物を用いた血管の切断、銃などを用いた脳幹の破壊、切腹といった物理的に直接自分を傷つける方法、 入水やホーム・高所からの飛び降りといった死なざるを得ない状態に追い込む方法、 ODのように薬物を使う方法など多種多様な方法が存在する。 それぞれの方法に長所、短所があり、自殺者本人の心境や社会的環境によって取りうる手段は変化する。 例えば、薬物のODによる自殺に対しては、製薬会社側の成分の調整によって対処がされた結果、 現在ではODをしても自殺は成功せず、後遺症が残るだけになったと聞く。

 自殺をするうえで方法の選択は非常に重要だ。 自殺の成功率、および失敗したときのリスクを考えて最適な方法をとる必要がある。 最近の定番は (あくまで個人で軽く調べた範囲だが) 電車への飛び込み自殺がメジャーではないかと思われる。 利点として

  • 方法の入手性の高さ(駅に行きさえすらばよい、道具はいらない)
  • かかる時間の短さ(電車が来るのは一瞬、首吊りのように長く苦しまなくていい)

といったことが挙げられていた。 しかし、臆病な私としては、電車への飛び込みは非常に難易度が高いように感じられた。 そこで、今回、私が多用する「自分を追い込む」という観点から考えた自殺の方法について紹介する。

signboard which prevent people from suiciding

方法

 今回紹介する方法で最終的に自分を殺すことになるのは、おそらく飢餓(あるいは脱水)によると思われる。 まず、携帯電話、身分証明書、お金(およびそれに類するカード類など)をすべて持たずに自転車など(片道切符でもよい)で遠くに出かける。 すると、いずれ空腹になり帰る手段もなくそのまま行き倒れることができる、という算段だ。

 この方法で鍵となるのは、いかに遠くまで行けるかである。 遠くに行けば行くほど、帰還は絶望的になり、結果自殺の成功率は向上する。 従って、この自殺を決行する前は十分に休息をとることが望ましい。

 さて、はじめにで自殺の手段を選ぶ上で考慮すべき点として、失敗したときのリスクの高さを挙げていた。 この方法の場合、失敗するとすれば、

  1. 無事に帰還することができた
  2. 行き倒れ先で助けを呼ぶことができた
  3. 行き倒れた後助けられる。

といった可能性が挙げられる。 1の場合、失うものは時間くらいだ。 2の場合、コミュニケーションができたという点でそれもまた1つの前進だろう。 3の場合、身分証明書を持たないことからこのケースになる可能性は低いと考えられるが、この場合もリスクに関しては1に近い。 従ってこの方法は失敗した場合の損失が極めて低いといえるのではないだろうか。

おわりに

 さて、非常に簡単であったが自分なりに考えた自殺の方法についてまとめた。 最近はこれをいつ実行するか考えているときが最もわくわくしている。 冒険心をくすぐるこの方法は自分に適した方法だと考えている。