O: 「ではまず、人が信じられなくなった原因になるようなエピソードはありますか?」
P: 「…はい」
O: 「詳しく聞かせてもらえますか」
P: 「自分は小学生のころから『変わってる』とよく言われます。 でも先日数年ぶりに合った友人から『小学生の頃から変わってないな』と言われたんです。 一緒にいたほかの友人も以前は『変わってる』と言ってたのに『本当に変わってないな』と賛同しました。」
O: 「なるほど」
P: 「そしたらその数日後にはその友人の一人が『お前は変わったやつだ』と言ってきました。 周囲の人は皆自分のことをからかっているようです。 こんな人たちのこと信用できません。」
P: 「なるほど。 確かにそれはひどいですね。 その人たちは例えば忘れやすいといった特徴は持ってないのでしょうか。」
O: 「そんなことはないと思います。 記憶力はよく、小学校のエピソードもよく覚えてました。 ただ、自分のことに関しては『変わってる』と『変わってない』が混ざっててなおさら信用できません」
P: 「うーーむ。 それは不思議ですねぇ。 …」